フィルムカメラへのオマージュ。

フィルムカメラから早くに離れた自負があります。
暗室作業が煩わしく感じた時期に撮影結果が判別できる利便さ。
しかし、昨今のデジタル隆盛の時代は寂しく感じてきます。
制作行為は過程が多いほど感性が上回る。
なるべく不便の方が良いのではと、無い物ねだり。
この日はキャノンでカメラ製造をロボット化すると発表された日。
彼はいつもの通りに工具片手に向きあっています。
そろそろご自分の引き際も考えています。
今、預かっているカメラが終わったらと独り言の様に。
こうして50年以上、壊れたカメラを相手に作業してきました。
ロボットが造るカメラには彼の技術は要りません。
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