北千住
街歩きの基本はその街の成り立ちから、アプローチする。
近年、この街は変貌を遂げようとしている。
駅前の商業施設、大学誘致。
でも数分歩けば、以前の街が時間の片隅にある。
どの表情が、この街に相応しいのか。
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街歩きの基本はその街の成り立ちから、アプローチする。
近年、この街は変貌を遂げようとしている。
駅前の商業施設、大学誘致。
でも数分歩けば、以前の街が時間の片隅にある。
どの表情が、この街に相応しいのか。
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今日の夕食、ローストビーフ。
レシピ通りにつくりました。
ソースの調味料の分量。
肉の焼き時間。
フィルム現像を思い起こさせます。
主に使っていたのが、D76現像液。
元はコダックの処方ですが、写真学生は処方箋を憶えされられ、実際に試験に出ました。
メトール、何グラム。ハイドロキノン、何グラム。その他は何か。
天秤量りで、調合もしました。
現像液の液温、時間の管理。
結果はシビアに出ます。粒状性、コントラスト。
お肉の焼き方も温度管理、時間でローストビーフはシビアです。
今日の焼き加減は、自分的には合格点です。
もう一品はブイヤベース。
スーパーの食材で魚介の雑多煮ですが、スープはエキスが溶け出し旨し。
結局、料理することも写真を現像することも一緒だと言いたいのです。
写真の現像はデジタル化したことで遠ざかっています。
フィルムは8X10まで現像してましたので、自信はあります。
仕事で毎日、タンクで100本ぐらいはしていました。
失敗は許されないので、緊張感は今でも忘れられません。
デジタルの1つの要因は、この緊張から解放されたことだと思う。
その分、写真の醍醐味も無くした様な気がする。
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今日は学園祭日和。
息子の通う大学は日本で一番があるそうだ。
誇らしげ、自虐的に、最寄り駅より一番遠い大学。
確かにバスで行くと、料金がドンドン上って行く。
山岳料金だそうな。
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東京は吉原にある天丼屋さんです。
撮影は6月末、大変暑い日でした。
こんな日は天丼、それも丼ぶりから天ぷらが、はみ出しているもの。
どっかのチェーン店の天丼とは、大違い。
値段も大違いですが、比例させると変わらなかったたりしますが、
東京の下町の天丼は好みが分かれます。
丼つゆが濃すぎで、素材の旨味を消しています。
揚げ油も、ゴマ油の風味が気になり、美食の観点からは外れます。
でも、これがソウルフードです。
この味は下町に生まれた人間に埋め込まれた味覚です。
心で感じとる味覚です。
決して舌では、味わいません。
たまに、この味が恋しくなります。
この味を確認するために。
自分を確認するために。
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酒屋さんは、昔は店先に縁台とか置いて立ち飲みで、お酒を飲ませていました。
缶詰、肴に一杯。鯖の味噌煮缶が好きです。
ここまで書いて何ですが、当然と思っていた風景は実は、ローカルな事だった。
酒屋が立ち飲みで、店先で飲ませていたのは、限られた地域での事らしい。
店先で、立ち飲みをする様な客層が減って、今では失われた風景になってしまった。
父親も、酒屋の立ち飲みの常連客だった。
お酒も肴の缶詰、乾き物なども店の小売価格で飲み食い出来たために安価で、
楽しめた。
気の利いた肴は、置いていないが。
日常の憂さを晴らすのに、格好の場所だった。
そんな酒屋もいつの間にか姿を消してしまった。
店の前を通った時の強烈なアルコール臭が懐かしい。
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街を歩いているとハングル語の看板が目についた。
この街には、特に気にしないが、よく見たらパチンコの宣伝だった。
韓流ブームもパチンコが便乗するのも違和感を感じながら、
文字をキーワードに撮影。
昔、横浜の埠頭でハングル文字の貨物船が気になり、撮影していたら
警察官が跳んで来た。
船から通報があったそうだ。
即、撮影は取止めさせられた。
警察官の対応は紳士的でしたが、
皇居の石垣の写真を撮っていた時は、警察官の対応は大変横柄だった。
一般参賀の時もカメラを持っていると警戒されるらしいが。
ナーバスな時代だったのか、今はパチンコ台に、この文字を使っている。
ちょっと複雑な感じ。
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「エロかっこいい」倖田來未、パチンコ屋さんによく似合う。
雑多なイメージが好き。その街を一番凝縮している。
昔は地方に行くと必ず時間潰しに入っていた。
まだ手で弾く時代で、少額でも時間を過ごせた。
そこに集まる人の雰囲気から街の空気を感じる。
懐かしい響きが耳の奥から聞こえてくる。
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本日の街は葛飾区立石。
こんなオヤジさんが似合う街。
私の街の風景で必ず撮る洗濯物。
生活を一番感じさせる。
やっぱり、学校の帰り道はたこ焼きさんに寄る。
正しい学生の交際。同じ歳の子供を持つ親の気持ち。
夕暮れの街は抒情だ漂う。
昭和の匂いがする。
証明写真BOXに貼られたポスター。
私への当て付け。
キレイなものは他の人に撮って貰えば良いと思う。
私の視線はこの中身が気になってしょうがない。
ファッションもキレイなおねいさんより、オヤジさんから買いたい。

やっぱり目に付くのが御惣菜屋さん。品揃えが充実しています。
これぞ庶民のためのお店。スーパーマーケットにはありません。
この季節はおでんで一杯。いい味が出ますよ。
個人的にはつみれとコンニャク。
練物は結構高価になりますね。
おでん屋って高級店もあるし。
店の脇では食材の仕込み。
このサイズは何に成るのでしょうか。
キャベツも欠かせない。
段ボールのままで売られている。心粋を感じます。
そろそろ飲み屋さんも開店の時間。
秋の夕暮れは早い。
どこかのカウンターで羽を休ませたい。
実は今、この街が一番応援している人は内藤大介。
ジムも自宅も近所で、この店のおやっさんに内藤の貴重なポスターと見せられました。
亀田のジムも同じ区内なので、ここは夢を掴む場所なのか。
この街は私の好きなつげ義春の生まれたところ。
私の作風は、つげが原点かな。つげも写真を撮っている、一時期は中古カメラの売買のため
古物商の免許も取っている。
学生の時に夢中になった五木寛之「青春の門」の信介が、血液銀行に血を売りに来た街。
自分の血をお金に換え、栄養をとるためにもつ焼き屋に立ち寄る。
この街にもつ焼き屋は無くてはならない存在。
しっかりとした鼓動が伝わってくる街。
立石。
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平日のまだ3時、もう並んでいる。
葛飾立石のもつ焼き「宇ち多」
ここのお店はメニューらしきものはありません。
事前にパソコンで検索して注文の仕方を憶えて行ってください。
まず飲み物は、梅わり。
オヤジさんが焼酎の一升瓶を手にテーブルを廻っています。
おもわず梅わりを注文、おもむろにグラスに焼酎をメイッパイ。
そこに梅エキスらしき瓶から液体を加える。当然、グラスからお皿にあふれる。
これが酒飲みには堪らない。
お皿にこぼれたお酒は程よく飲んでから、グラスに移します。
今日の注文は煮込み。
そこらの煮込みと違いモツのみです。
豆腐とかこんにゃくとか余計なものは一切なし。
豚の何か色んなところが入っている感じで大変美味。
焼き物は本日の私は、あぶらとかしら。焼き方、味付けの注文が出来ます。
あぶらだと生とか、若焼きとか、良く焼きとか。
味付けは塩、たれ、プラスお酢。
私はシンプルにあぶら、かしらの塩で。
深みのあるモツです。
とかく日本人は内臓肉を軽視しがちですが、肉の旨味を感じるのはモツが一番です。
部位による味の豊富さは、楽しいです。
次の注文はナンコツ、塩で。
これも堪らない美味しさ。
ナンコツは歯ごたえ重視みたいな所がありますが
ここのはしっかり肉の旨さも伝わってきます。
本日は梅わり2杯、かしら、あぶら、なんこつ各2本づつで1,080円。
じゅうぶんにお酒もまわり、この値段。さすが葛飾です。
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