鉄道好き。
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病室の窓から見える、この洋館が気にはなっていたが訪れる機会を逃していた。
やっと、近くに所要あり、時間も空いたので訪れた。
建築は好きなので、時間を忘れる程、堪能した。
この洋館は当然、古い分、歴史に関与している。
私の住まいの近くに、戦後の未解明事件のひとつ「下山事件」の現場がある。
昭和20年代に国鉄の下山総裁が行方不明になり、常磐線、綾瀬付近の線路上で轢死で発見されたことです。
自殺、他殺等、未だに議論分かれ、真実の究明がなされていない。
ただ噂としてアメリカ軍の情報機関、通称「キャノン機関」の関与も話題になる。
判明した活動だけでも、日本の占領政策の闇の部分に影響を与えている。
現在、岩崎低庭園として一般公開されているこの洋館は、実はキャノン機関の本拠として使われ、本郷ハウスとも呼ばれた。
建物はその時代ごとに使われ方が違う。華やかな時代、暗い時代。
建物の内部の闇の中にふと、時間の忘れものを見つけることができるか。
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学生時代は時間があったけど、お金が無い。
上野や新宿から夜行列車の旅になる。
目的に早朝到着して時間が有効に使えた。
新宿駅、中央線のホームは登山服に身を固めた一団が多く
カメラバック一つの旅人は珍しかった。
当然、寝台では無く座席での旅、自由席の確保も容易ではなかった。
2時間前に行きホームで並んだ。
まだ列車の旅に活気があった。
ちょうどディスカバージャパンの広告の時代だった。
どんな形にしろ、旅をする人が多かった。
夜の闇の中で時たま通り過ぎる民家の明かり、踏切警告音。
小腹が空くと、わずかな停車時間にホームの売店に走る。
午前0時頃だと思うが、夜行のお客を目当てに開いていたと思う。
駅弁を間違えて、あわてて買ったのが和菓子の土産で食べるのに甘くヘキヘキした。
早朝に目的の駅に付き、ホームの水道で顔を洗う。
固いシートでの旅の疲れを癒やしてくれる。
一休みしたら、別の列車に乗換えて、また移動する。
確かGWの時期に行ったときは客車が大変は混雑で乗ることが出来ずに郵便車に乗せられた。
法令でどんな扱いになっているのか、不明だが、リンゴの箱詰めの間に身を細めて座った。
当然、座席など洒落たものが無く。本当に郵便物扱いだった。
今にしては、よい思い出だし、これ以降、この様な経験も無く。
夜行自体、利用者が減少し、本数も無くなった。
最近は130円で房総半島一周の旅が話題になっている。
要点は切符の特例で、特定区間ならば路線が重複しないで一筆で回ると最短料金で計算されるとのこと。
途中下車だ出来ずに列車に乗ったまま。駅から外に出ることが出来ないので、車窓の旅を楽しむことになる。
130円と究極の料金で列車の旅が出来るとは最高の贅沢。
ただし入場後の長時間乗車は降りる時に、自動改札は通れずに駅員に、長時間の乗車と経路の説明する必要があるそうです。
たいてい駅員からは呆れた眼差しで見られ、本人の達成感でこの旅は終わる。
機会があれば挑んでみたい。その時はプログで詳細を報告する。
または若い女性より、ぜひやって下さいと励ましのメールを頂いたら、直ちに実行する。
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GWでも自営業だから、特別に出掛けようと思わない、本日も午前中は仕事。
撮影に外に出る予定も無く、書斎に籠り写真集でも眺める。
手に取ったのが、Joel Meyerowitz 「CAPE LIGHT」。
ご存じの方はいますか。
1970年代のニューカラーの作家。
大判カメラでネガカラーのプリントのイメージが、鮮明です。
何気ない風景の写真の中に何か引き込まれる。
その色合いが何とも言えない雰囲気、空気感を感じる。
フジのベルビアフィルムが発売されてから、ビビットカラーが好まれる傾向になった。
デジタルもやたらに彩度を上げた写真が多い。
それにより空気感の感じられる写真が少なくなった。
空気感はアナログ表現で、デジタルでは表現出来ないのか。
コダックフイルムの彩度が抑えられた、EPNみたいな自然な色が好まれない。
ねむい感じで主張していないと感じられる。
だから私はライカM8を使う、このカメラのイメージセンサーはコダック製。
色設計もフィルムの色設計が生きていると思う。
(でも、今回の写真はエプソンR-D1sで撮影)
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五月の空は鯉のぼりがそよ風と友に泳いでいたのに、すっかり東京では見なくなった。
鯉のぼりを揚げる場所が無くなったと言えばそれで終わりですが、何か違う形で伝えれば、業界の人も、もっと企業努力してみたら、でも鯉のぼり業界自体が無かったりして、
と思っていたら、写真業界のここ数年の様変わりはすごいです。カメラメーカー、用品メーカー自体、無くなったり販売店も縮小、量販店もカメラと名前だけで売られている商品はカメラ関係以外が大半でカメラコーナーを捜すのがやっとです。
だんだん写真と言うものがマイナーになってくる。
そう言えば長尾靖さんが亡くなったことが新聞に出ていました。
日本最初のピューリッツァー賞を受賞した方、
その後は毎日新聞社を辞めフリーでお仕事されていたこと。
この方の話は沢木耕太郎の「テロルの決算」に詳しく書かれています。
お亡くなりになった時は死後、数日経っており、親族が分からずに捜していること。
写真が光輝いていた時代の終焉を感じました。
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その写真をプリントするように頼まれ作業に取りかかったら、先日から恐れていたことが、起こりました。
プリントしている時に異音が気になっていたのが、ついに現実に。
このプリンターは購入時より細かいスジに悩まされ、あまり使わなかった。
メーカーのショールームの写真も細かいスジが、確認ができた。
ショールームの写真にもでているので、この程度の製品と諦めていました。
ある日、偶然に上野を歩いていると、そのメーカーのサービスセンターに出くわした。
ダメ元で、サービスセンターに飛び込み事情を説明すると応対に出たスタッフの話だと、ノズルブロックの問題とブロックごと頂けた。
ただ口頭で説明しただけなのに、部品として購入した場合は1万程度の金額になるのに。
帰宅して言われた通りに部品を交換、見事にスジは消えていた。
購入以来のストレスは一気に解消した。
このサービスセンターはプリンターのサービスセンターなのでカメラの部門と違います。
問題点はこのメーカーのショールームはカメラ部門中心で、プリンター自体は別の事業部で造られている。
ショールーム(銀座)にプリンターについての造詣のあるスタッフが居ないこと。
だから平気でスジの入ったプリントを出力見本として置いていた。
メーカーも担当部署の製品は詳しいが、担当が変わると自分のメーカーの製品。ましてプリンターとカメラと親密な関係があるのに、このメーカーの姿勢には呆れる。
プリンター自体は事務機からの派生なのか、以前よりこのメーカーのプリンターは、信用が置けなかった。でも今度こその期待を持って購入したらこの有様でした。
このプリンターを直して使うのか、新たに購入するのか思案中。
派遣切りが問題になったのも、このメーカーです。
根本的にこのメーカーの企業体質なのか?
カメラは評価高いが、理論的にかなり無理な設計がされている。
画素数重視で、そこから起きる問題をなおざりにされている。
実際にカメラ雑誌等でこの問題を取り上げられない。
それは書く側の人間に問題あるのか?
広告収入で賄われている雑誌で書ける分けないか。
話を変えて、今回の写真は何の関係の無い、数年前に年賀状で使用したもの。
コンセプトは写真作品の中に自分を入れることにより、その時代を覗き見ること。
カルチェ・ブレッソンの決定的瞬間。
決定的瞬間と言う言葉は有名ですが、この単語自体は、大学の時の教授の造語です。
日本で紹介する時に彼の作品のイメージを的確に表現する言葉が無かったから。
本人の言葉なので信憑性は?ですが、日本にブレッソンの写真を紹介したのは事実で、それは、色々な文献で確認できます。
この作品の解説は、芸術新潮(1999/6)特集・アーネスト・サトウの写真教室が面白いです。
感覚で捉えるところを、理論的に解説しています。
言葉で写真を観るのは好きでは無いが、方向性みたいなものを示してくれると自分の作品制作にも繋がる。
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Wカメラサービスに立寄りました。
銀座に行くと立寄る場所、カメラのお医者さんです。
この日の患者さんは水没したプラナーレンズ。
大病院では手術不可能な患者さんをHドクターが執刀中。
シャッターを開腹中、内部にかなりの水を含んでいます。
丁寧に水を取り除き、錆びの発生が認められる部品は磨きをかけ、
油を塗り、オペ時間も一日がかりとのこと。
でもドクターは手術の手をとめて、私のMロッコール28/2.8の具合を観てくれました。
ヘリコイドのグリス切れで、レンズのがたつきありました。
ドクターは注射器を撮りだし、Mロッコールのヘリコイドに、ちょっとチクリとしますよと言いながら(嘘です)
ついでに点検、清掃してもらいMロッコールは見事に回復。
またフラナーレンズのオペに戻っていきました。
(修理用語など不適切な文章をお許しください。)
ちなみに使用しているボデイはライカM8ですが、7、8本あるすべてのレンズがライカ製で無いです。
ミノルタ・キャノン・フォクトレンダーとコアな使い方しています。
一番のお気に入りはこのMロッコール28/2.8。
ほぼ付けたまま。
尊敬する写真家、リー・フリードランダーが来日の折、東京中のカメラ屋さんを探し歩いたと言う名品です。
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