遠くへ行きたい。
学生時代は時間があったけど、お金が無い。
上野や新宿から夜行列車の旅になる。
目的に早朝到着して時間が有効に使えた。
新宿駅、中央線のホームは登山服に身を固めた一団が多く
カメラバック一つの旅人は珍しかった。
当然、寝台では無く座席での旅、自由席の確保も容易ではなかった。
2時間前に行きホームで並んだ。
まだ列車の旅に活気があった。
ちょうどディスカバージャパンの広告の時代だった。
どんな形にしろ、旅をする人が多かった。
夜の闇の中で時たま通り過ぎる民家の明かり、踏切警告音。
小腹が空くと、わずかな停車時間にホームの売店に走る。
午前0時頃だと思うが、夜行のお客を目当てに開いていたと思う。
駅弁を間違えて、あわてて買ったのが和菓子の土産で食べるのに甘くヘキヘキした。
早朝に目的の駅に付き、ホームの水道で顔を洗う。
固いシートでの旅の疲れを癒やしてくれる。
一休みしたら、別の列車に乗換えて、また移動する。
確かGWの時期に行ったときは客車が大変は混雑で乗ることが出来ずに郵便車に乗せられた。
法令でどんな扱いになっているのか、不明だが、リンゴの箱詰めの間に身を細めて座った。
当然、座席など洒落たものが無く。本当に郵便物扱いだった。
今にしては、よい思い出だし、これ以降、この様な経験も無く。
夜行自体、利用者が減少し、本数も無くなった。
最近は130円で房総半島一周の旅が話題になっている。
要点は切符の特例で、特定区間ならば路線が重複しないで一筆で回ると最短料金で計算されるとのこと。
途中下車だ出来ずに列車に乗ったまま。駅から外に出ることが出来ないので、車窓の旅を楽しむことになる。
130円と究極の料金で列車の旅が出来るとは最高の贅沢。
ただし入場後の長時間乗車は降りる時に、自動改札は通れずに駅員に、長時間の乗車と経路の説明する必要があるそうです。
たいてい駅員からは呆れた眼差しで見られ、本人の達成感でこの旅は終わる。
機会があれば挑んでみたい。その時はプログで詳細を報告する。
または若い女性より、ぜひやって下さいと励ましのメールを頂いたら、直ちに実行する。
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